DEVELOPMENT研究開発

野菜の栽培試験

こんにちは。

こちらの研究開発ブログでは主に開発製品のご紹介を行ってきましたが、
新しい製品の開発だけではなく、形の無い技術やノウハウの研究・試験も行っています。
今回は一例として野菜の栽培に関する試験についてご紹介いたします。

弊社では舶用機器の開発や試験研究を行っていますが、水耕栽培を主軸とした農工事業も既成の製品の展開だけにとどまらず、新製品の開発やそれに付随する試験研究を行っており、栽培技術の向上のために様々なアプローチで野菜の栽培試験も行っています。

野菜の栽培では肥料の使い方が重要な要素の1つです。
しかし、一口に「肥料」と言っても数多くの種類が存在しています。
野菜に必要不可欠な肥料成分のうち代表的なものに「窒素」がありますが、窒素肥料には単一成分のものに限定しても硫酸アンモニウム・尿素など様々な種類があり、それぞれ性質や使い方が異なります。野菜は主に「アンモニア」または「硝酸」を吸収して窒素成分を取り入れており、窒素成分の総量が同じでもアンモニアと硝酸の割合によって生育に差が出る場合があります。この2つの成分が含まれる割合は、肥料の種類により異なっています。
また、当然ながら野菜には窒素以外の成分も必要ですので、健康な野菜を育てるためには必要な成分を過不足なく与えられるよう肥料を上手く組み合わせることが肝心になります。
これらを踏まえて、複数の肥料成分を肥料メーカー独自の配合で組み合わせた製品も多数販売されています。

弊社で設備の販売や野菜の栽培を行っている水耕栽培でも、肥料の重要性は変わりません。
設備の開発にとどまらず、栽培設備の構造・設備の設置場所・栽培する野菜の品種といった条件は同じにし、肥料の種類だけを変更して栽培を行い野菜の生育や品質に違いがあるかを比較する試験なども実施しています。

一例として肥料を取り上げましたが、植物の生育には肥料以外にも光や温度などあらゆる要素が影響しあっています。
1つの視点にこだわらず様々な方向からアプローチすることで、高品質な野菜や生産者の方々の役に立つ栽培方法の創出に挑戦しています。

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