DEVELOPMENT製品開発

DEVELOPMENT

トライ&エラーから困難な壁を乗り越える

SHIP

ポンプや油水分離器、ODM(油排出制御監視装置)といった既存の舶用機器の改良やコストダウン、また、新しい型式の開発にも携わっています。

2010年に農工事業に参入し、これまでメインとしてあった舶用機器の次の主軸となるべく全社で取り組んできましたが、農工事業に関する技術開発にも携わっています。舶用機器は、2020年から船舶に対する環境規制が強化されることで、新たに対応する製品の需要があり、それぞれの課題に取り組んでいます。
設計開発を始めた当初、舶用機械を主に取り組んでいましたが、農業向けの製品も取り扱っていくということで最初は少し戸惑いました。しかし、弊社で取り扱っている農工機器は水耕栽培が主となっており、装置の構成としてポンプやバルブ・配管・タンク等、今まで舶用機器で培ってきた設計のノウハウが生かせる機構も多く、植物工場の設計では、LEDや空調・各種センサー・CO2濃度調整等、電気制御の部分もあり、計装やメカトロの技術を存分に発揮できる分野となっており、今では舶用機器と同じくらい夢中になって開発に取り組んでいます。
ただし、舶用機器と大きく違うところは相手が生き物であることで、植物の知識や栽培技術についても十分理解できていないと、良い製品を開発することはできません。
弊社には農業の専門知識を持っている社員もいますので、相談したりコミュニケーションを取りながら製品開発を進めています。最近では、これまでの舶用と農工向けで取り組んできたノウハウを集結した製品として、舶用水耕栽培装置の開発を行いました。長期航海中に不足しがちな、新鮮な野菜を、安心・安全、そして安定して栽培できる装置を目指して、今もなお改良を行っています。
製品開発で大変なところは舶用機器、農工機器に限らず新しい製品を開発しているときは必ずと言っていいほどうまくいかないところが出てきます。そういった場面を技術メンバーで協力して研究し、トライ&エラーから困難な壁を乗り越えることで技術力を向上させ新たに製品のノウハウを手に入れることができます。

今後は、人工知能(AI)やロボットといった機械がIoTの技術と合わせて、産業を大きく変革していく第4次産業革命の中で、我々機械メーカーは時代の流れからどのような製品づくりに取り組んでいくかが重要な課題となっています。
最新の技術を十分に活用するだけではなく、ユーザーであるお客様にどのように満足して使っていただくかが一番大事なポイントであり、品質と開発スピードとコスト意識を持ってこれからも日々取り組んでいきたいです。

営業技術本部 技術部 入社6年目
龍美 修次 Shuji Tatsumi