DEVELOPMENT研究開発

第4次産業革命(Industry 4.0)

こんにちは。

本格的な夏が到来し、暑い日が続いていますが、皆様お変わりありませんか。今年の夏は猛暑という言葉がぴったりの夏になりましたね。こまめに水分補給をして無理せず過ごしていきましょう。

さて、突然ですが皆さん第4次産業革命(Industry 4.0)ってご存知でしょうか。

我々、産業界に属する企業はこれまで様々な変革期を迎えてきました。古くは19世紀、第1次産業革命で蒸気機関の発明により、作業が「人の手」から「機械」でできるようになって産業の機械化が進み、その後20世紀、第2次では電力を使うようになり、一度に多くのものが生産できる大量生産化が進みました。第3次は20世紀の中盤から最近までのことで、コンピュータによって、指示通りに機械が自動的に動くようになり自動化が進みました。これらの歴史は皆さんの暮らしそのものに関連した出来事であったと思います。

当社も製造メーカとして古くから様々な課題に取り組んできた歴史があります。そして今、新たな取り組みとして最初に述べた第4次産業革命という時期に入っているのですが、これはデータ収集・解析技術から機械が自ら考えて動くようになってきます。AI(人工知能)という言葉も皆さんよく耳にするようになったのではないでしょうか。これまで機械化、大量生産化、自動化ときて今回新たに自律化という考え方ができ、この考え方が世界中に広がってきており、もちろん日本も例外ではありません。この自律化の中で大事なキーワードとしてIoTとよばれるものがあります。これはInternet of things“もののインターネット”という意味でこれまでインターネットはパソコンや携帯電話につなぐものとしてありましたが、これからはそれ以外のものとインターネットがつながってきます。

わかりやすい例として産業界から少しそれますが、例えば朝、家でおじいちゃん、おばあちゃんがお茶を飲むためにポットからお湯を出した時に、そのポットが自動的にインターネットにつながり離れて暮らす忙しい息子さんや娘さんの携帯電話にポットが使われましたよ、と知らせてくれる、このような製品が実際に今出てきており、まさにモノとインターネットがつながり始めている、という話しだと思います。

当社でもこの新たな改革期の中で今後どのようにして取り組んでいくかが課題となり、また、今ある問題をこういった新たな技術を採用することにより、これまで第1次2次3次と進化してきた過程と同じように受け入れ、乗り越えることができれば、将来、より仕事や暮らしが豊かになると思います。

さて、長々とお話しましたが次回はこのIoT関連についていくつか当社の取り組みをご紹介させていただこうと思いますのでよろしくお願いいたします。

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